2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧
27日発売してすぐ読んだ。なぜなら昨日イタリア文化会館で、作者の講演会があったから。 「もし、この本が、カラヴァッジョに関する世間を騒がせるような新事実の暴露、あるいは、確たる証拠もないのに1つの作品をめぐって何十年も真筆論争を続ける研究者集…
「ゴッホ 最期の手紙」のジャパンプレミア試写会に当選して行って来た。 特別ゲストとして、日本語吹き替え版でアルマン・ルーランをやった山田孝之とその父ジョセフ・ルーランをやったイッセー尾形、そして日本人で唯一このプロジェクトに参加した古賀陽子…
芸術新潮の11月号買いました。付録に北斎漫画の初編が付いてた。(^^♪「富嶽三十六景」ではなく、北斎漫画や肉筆にスポットを当てていて面白い。★★★
なんとも奇妙な小説だ。イタリア語からの翻訳ということで興味を持った。翻訳小説特有の言い回し、というよりイタリア語独特の修飾の多い文章。それなのに読みにくい感じがしないのは、訳者の技術だろう。とにかくわけが分からない、そして最後はちょっと肩…
NHKでドラマ化された「眩」の原作。江戸言葉なんだろう、結構言葉が難しいけど、その辺りも忠実に描いているところがすごいと思う。資料の少ない(と思われる)北斎の三女、お栄の人生をここまで細かく書いたのはすごいと思うし、北斎がずっと悩まされた孫の…
宮崎あおい主演のNHKドラマ「眩(くらら)」で話題の葛飾北斎の娘、葛飾応為の「吉原格子先之図」を見に、太田記念美術館へ。それまでにはなかった「影」を描きこんだ不思議な作品。10月29日まで平日なのに、閉幕間近ということで結構混んでいました。
時節柄よろしく原田マハさんの「総理の夫」を読んだ。日本初の女性総理大臣の誕生を夫の立場で見つめたフィクション。背景はまさに今の日本と同じ。莫大な負債を抱え、少子高齢化問題、原発問題などなど問題が山積みの日本。政治家は私欲の為にしか動かず、…
ボロニアハムBologna hamこれってイタリアのボローニャの事だよね?そして国産鶏肉使用?ハムなのに鶏肉?「ねじ曲げられた『イタリア料理』」にもあったけど、どうしてこういうネーミングの得たいがしれない”イタリア風”の食べ物が日本には結構あるんだろう…
私たちがイタリア生まれだと完全に思っていたピッツァがじつはアメリカ生まれだとか、カプチーノを流行らせたのは外国人観光客だ、とか、イタリア人でなくては知らない、いや、ほとんどのイタリア人が知らないだろうと思われる話が面白い。そして恐ろしいの…