Merenda di oggi

イタリアで美術史を学びながら10数年暮らした後、2017年6月日本に完全帰国。美術のことなどを中心に、日々思うちょっとしたことを思うがままに綴っています。

ニュルンベルクのストーブ、ウィーダ

フランダースの犬 (岩波少年文庫)

フランダースの犬」に収録されている「ニュルンベルクのストーブ」が読みたくて。
フランダースの犬」の原作初めて読んだ。
ここまで可哀想なお話が子供むけって、どうなんだろう…号泣。

片や「ニュルンベルクのストーブ」も貧乏な男の子の話だが、こちらは最後はハッピーエンド。
なぜこの話を読んだかというと、当時の陶器のストーブの事が知りたかったから。
美術史という視点から見ても興味深いし、「偽物はダメ!!」という作者の強いメッセージも盛り込んだ面白い作品だった。

しかしこれも泣けるのだ。