Merenda di oggi

イタリアで美術史を学びながら10数年暮らした後、2017年6月日本に完全帰国。美術のことなどを中心に、日々思うちょっとしたことを思うがままに綴っています。

2018-07-27から1日間の記事一覧

沈黙、遠藤周作

「女の一生」の前にこちらを読んでいました。こちらの方が遠藤周作の隠れキリシタン関係の本としては有名。こちらの主人公は一人の外国人宣教師。「神」とは何か、信仰とは何か…キリスト教徒ではなくても考えさせられる。やはりこの本は傑作だ。 ★★★

女の一生 一部・キクの場合、遠藤周作

大浦天主堂のことと最後の隠れキリシタン迫害の歴史を知りたければこれ。「沈黙」よりもある意味重いかも。人間はどうして姿を見せない「神」をこれほどまでに信じることが出来るのだろうか… ★★★