Merenda di oggi

イタリアで美術史を学びながら10数年暮らした後、2017年6月日本に完全帰国。美術のことなどを中心に、日々思うちょっとしたことを思うがままに綴っています。

2017-11-02から1日間の記事一覧

たゆたえども沈まず 原田マハ

「1886年、栄華を極めたパリの美術界に、流暢なフランス語で浮世絵を売りさばく一人の日本人がいた。彼の名は、林忠正。 その頃、売れない画家のフィンセント・ファン・ゴッホは、放浪の末、パリにいえる画商の弟テオドルスの家に転がり込んでいた。兄の才能…